『ブヒ!ブヒッ!』って何なんだ!野生動物に絡まれた山の中での半野宿キャンプツーリング!

11月25~26日

11月も下旬になると関東地方もさすがに寒さが本格的になってきますね。

バイク乗りには寒さが身に染みるこれからの季節。冬でも走れる間はしっかり防寒してバイクライフを楽しみましょうね!

幸いにも今週末は土日ともにお天気は安定模様。
Sちゃんが言っていたが、休日の土日共に晴れるのって本当、何か月ぶりだろうね?
気温は低いがこれは出かけるしかないです!

では参りましょうか!?キャンプツーリングへ!

今回は体調不良の為、M子さんは自宅待機。
またまたやってきました!久しぶりのソロキャンプツーリング♪
折角だし行先もいつもの東北とは変えて南方面の千葉県へ向かってみますかね。

……千葉県成田市を走行中の事なのだが……!?
ぶっちゃけ、走っていてどうにもテンションが上がってこない……。

車が多くて道は混んでるし信号も多い。ストップ&ゴーが頻繁でいいとこ4速までしか使えない。
自分のバイクは60㎞で5速に入れるとノッキング寸前なギア比なので、トップギアに入れっぱなしで快走出来ないのがどうにもストレスなのです…。
この市街地を抜けて郊外に抜ければ快走できるかもしれないのだが……!?

……やっぱり行先変更!!

Uターンして気持ちよく走れるいつもの快走東北ルートへ行くことにしよう!

目的地を東北へ変えた途端に何なんだ!このモチベーションの高さは♪
さっきまでゴチャゴチャしていた市街地を走っていた時とは真逆のテンション♪やっぱり北へむかう山道は気持ち良くて最高ですねー!

ソロなのでバイクも軽くて軽快!お天気も良くてコンディションはバッチリです。やっぱり自分にはコッチの方が性に合ってますね。

行先変更した為に時間的に大幅ロスだが、今日はキャンプ場は予定していないので気持ち的にはまだまだ余裕がある。

そう!今日はM子さんも居ない気楽な一人旅な訳だから『野宿キャンプ』してみたいと考えているのだ!!

一応、野宿地は自分なりに『あの辺りならば良さそうだ。』と思い当たる場所があるので(詳しくは書けませんが…)ソコへ行ってみようと思います!

福島県西白河郡矢吹町 ヨークベニマルメガステージ矢吹店

またまたヨークベニマルで食材調達(笑)

なんだかんだでいつもお世話になっております。とにかく豊富な品揃えなので重宝しますね。

何故か自分の地域では見かけない、この前食べた鍋スープ『えび味噌』が福島県のヨークベニマルならば普通に売っている。当然、今夜もえび味噌スープの鍋で決定です♪

他には鍋の具材と飲料系、肉と焼き鳥もプラス。デザートに甘い物と明日の朝食用にパンも買って食材はオールOK!やっぱりソロだと積載スペースも余裕があってイイね!これだけ買い込んでもまだまだスペースが空いているとはなんだが不思議な気分です。

快調に福島県の田舎道を走行中!

紅葉も終わりを迎えて冷たい風が冬の始まりを告げているようにも見えます。

さすがに東北地方でのキャンプもそろそろ来期までお預けモードかな。

天気の良い日に日帰りならば雪さえ降らなければまだ走れそうな気はしますけど…ね。

今夜の寝床:福島県のとある山中に到着!

此処は福島県のとある山の中
周りに民家や集落などは一切なく、全くひと気のない静寂とした地。
物音すらせず、あまりにも静かすぎるので怖いくらいだが、今日は此処で一晩お世話になるとしよう!(←物好きだなぁ、自分も…(笑)

さすがにちょっと標高も高い山の中。寒いねー!?
温度計をみたら18:00位で、1℃だったかな。これは今晩は氷点下間違いなしですね。

…だが、しかし!今日は暖房アイテムとしてコンパクトヒーターに次ぐ、第二のアイテムを持ってきているのだ!

それはコレ!※画像は家で撮影した時のものです

Fashy(ファシー)の湯たんぽです(パチパチパチ……拍手♪)

足元に置けば足がポカポカ♪抱くように腹に置けばお腹はポカポカ(笑)
本日、初の実践投入だが活躍してくれることだろう。楽しみだ!

さて!ココから先は諸事情により動画や画像を撮ってる余裕がなかった為、

文章のみでお付き合い願います!※全て嘘、大袈裟なしの完全ノンフィクションです(笑)

それでは先ず、辺りも薄暗くなってきたのでテント設置を急ぐとしましょうか!?

今日は一人だしタープまでは面倒だ…テントだけ張って買ってきた食材で”エビ味噌鍋”といきますかね♪

おっと…!
その前に湯たんぽに使う水を何処かで調達してこなければなりませんね。
飲料用として天然水をペットボトルで買ってきたが、湯たんぽに使うには勿体ない。焚火用の枯れ木を集めるついでに湧き水でもありそうなところを散策してみる事に!

そして此処で発!

真っ暗な山の中をライトを頼りに歩いて枯れ木は集めたが結局、湧き水は見当たらず『しょーがない。ペットボトルの水使うしかないな…』とテントが見える位置まで戻ってくると……!?

テントの近くを真っ黒な物体がウロウロ…!!
もしかして…?アレって『イノシシじゃね?
暗闇のなかでの黒い物体だったが、目も暗闇にすっかり慣れていたのでハッキリではないが確認出来た。

大きさはそれ程でもなく普通の中型犬程度の大きさだったかな?しかし、犬よりも明らかに”短い脚真っ黒な身体”極めつけは『ブヒッ?』決定だ!!あれは間違いなくイノシシだ!

数は4匹ぐらいだろうか!?取り敢えず両手に持ってる集めた枯れ木を振り回し、全速力で近寄って怒鳴り声をあげて追い払う!

『クソー!ナンだよ!食べ物の匂いを嗅ぎつけ寄ってきたのか?』
取り敢えずテントを離れる際に食材は全部コンテナボックスの中に入れてたから特に被害はなくて良かった。。

山の中に逃げて行ったイノシシ達は気になるが取り敢えず食事にすることに。
買ってきた食材でエビ味噌鍋、焼き鳥♪米類はおにぎりを焼き直していただくとしよう!

食事を済ませマッタリするも時間にして20:00前後、外気温は確か…-4℃位だったかな。外に居るとさすがに寒くて未だライディングジャケットを脱げないでいるような状態。

焚火をしようと思ったが、以前M子さんが
大抵の野生動物は火を怖がるところがあるが、猪は火を恐れないで消そうとして突進してくるらしいよ!』と言っていたのを思い出す。まさに猪突猛進ってやつですねー。

集めてきた枯れ木は無駄になってしまうが…『今日は大人しくテント内で過ごとして明日、明るくなってから焚火する事にするかな…』
狭い前室を開けて換気良くしてコンパクトヒーターを焚いてテント内に籠る事にした。

更に一時間位経ったところでそろそろ寝る準備を!と、ラフなスタイルに着替えてさっさとシュラフに包まる事にした。
荷物類は前室内に収めてフライシートも全て全閉。シュラフに包まりスマホを弄りながらウトウトしていると……!!

ザッ、ザッ、ガサガサ、ガサガサ…?』……何か音が聞こえる。

山の中で周りには木々しかなく人の気配などある訳がない。
『フクロウか?猫か?』…いや、フクロウや猫にしては鳴き声はしないし、足音らしき音が大きすぎる。でも確実に何か居る!

キツネか?タヌキか?…あり得るな!
この環境なら居ても全然おかしくない。まぁ食べ物は全部閉まってあるから諦めて他へ行ってくれるだろ。

と、更に聞き耳をたてていると………!『ブヒ!ブヒッ!ブヒッ!

ブ、ブヒッだと!!さっきのイノシシじゃねーか!!
しかもさっきは4匹位だったが間違いなくブヒ!ブヒ!の数が増えて聞こえてくるぞ!

『くそー!!ブヒブヒ五月蠅くて眠れたもんじゃねー!!』もう一度追っ払ってやる!
イノシシに特別恨みがある訳ではないし、闘って勝とうなどとも思ってないが(死活問題な分、ハングリーさではあっちの方が数倍上だし!)降りかかる火の粉は払わなくてはならない。

『震えるぞ!ハート!燃え尽きる程ヒート!刻むぞ血液のビート!サンライトイエローオーバードライブ!!』と気合を入れて(笑)両手に取り敢えず手元にあるランタンを持って音をたてないように急いでシューズを履く!

飛び出す準備は万端だ!フライシートのジッパーを一気に開いて立ち上がり、渾身の力を込めてシャウト!

な、ナンと!!
ランタンを照らすとイノシシがさっきの倍は居る
背筋が凍るってのはこんな事を言うのか!さすがにビビった…。寒さではなくビビッて手足が震えたわ…。

イノシシの群れは脅かしに逆上して襲い掛かってはこなかった。また山の中へ逃げて行ったのだが…。
それにしても逃げるのも見事な編隊だった…!

ライダー達が複数でツーリングしている時に交互に二列に並んでいるのとよく似ていたなぁ………。
…なんて!…悠長な事言ってる場合じゃねー!!

『どーすんだよ!こんなんじゃ、おちおち寝てなんかいられねーよ!また集団で集まってきたらたまんねーし!?』猪突猛進というくらいだから、無防備に寝ている時に何時テント目掛けて突っ込んでくるかわかったもんじゃない(どんどんと思考は悪いほう、悪いほうへと考えてしまうものなのです…)

あの勢いで突っ込んでこられて直撃くらったらテントなんか簡単に破壊されるな。
イノシシ対策なんて何も考えてなかったし『ブービートラップ』ならぬ『ブヒッ!トラップ』…ブヒだけに……なんて余裕かましてる場合ではない(笑)

てか、こんな真っ暗闇で静寂な山の中で一人ぼっちな状況の中、周りで『ブヒ!ブヒ!』鼻息たてられて………!?おっかなくて(※怖くて)寝てられっかー!!!
今すぐこの場から撤退だー!!

限界だ!!もう無理だ!(笑)山の中で平気で一人で野宿しているヤツの気が知れない(笑)いや!もう知らなくてもいい(爆)

取り敢えず、バイクのエンジンかけてイノシシが逃げて行った方角にヘッドライトを照らし続けながら撤収作業開始!
多分、今までで最速の撤収時間だっただろう。ペグやテーブル、ポールの金属部分が氷点下にさらされ冷え切って素手で触ると冷たかろうが、テントが夜露に濡れていようが、折り目が合ってないだろうが(笑)おかまいなし!収納袋に詰め込んでとにかく一刻も早く此処を立ち去るのだ!!

そして撤収は全て完了した!

ずっとエンジンかけていたが、物音を聞きたいがために試しに一度エンジンを止めて聞き耳を立てる!

………!?『よし!ブヒブヒは聞こえないな!』

逃げるように下山して集落のある町まで一目散に走る!
真夜中でもコンビニは開いていたので、すかさず寄って温かいコーヒーで取り敢えず身体を温める。まさに安堵の胸をなでおろす瞬間だ!

『此処から自宅まで200kmオーバーか…。』それでも帰るしかないな…。
外気温は氷点下だが装備は抜かりない。後は走行風を受ける二の腕や膝あたりにカイロを貼って万全を期せば何とか持ちこたえれそうだ。

【略】

そして約3時間半位かけて自宅へ到着!
途中、寒さと疲労を癒す為に2回程休憩したがそれ以外は真夜中な事もあってスムーズな走行で無事に帰宅。

家ではM子さんが熱々の『イノシシ鍋』で出迎えてくれた♪……なんてオチはないです(笑)

今回は大きなトラブル有り!だが、バイクもキャンプ道具も自分も、無傷で無事に帰ってこれた事に感謝!色々と学ばせてもらった貴重な体験付きのキャンプツーリングでした。

それにしてもこんな経験を重ねていく度にステップアップしていくものなのですかね?
野宿に慣れている人からみれば『なに、猪くらいでビビッてんだか?』と言われそうですね…(笑)

今回は自分にはいきなり難易度の高い野宿地を選択してしまったのかもしれません。
まぁ……これに懲りずにまた機会があれば山中野宿をトライしてみたいと思います。

まぁ…でも次は取り敢えず『安全なキャンプ場へ!』行くと思いますが(笑)