ロケ地としても有名な大谷資料館を見学!神秘的な巨大空間の滞在・所要時間や料金等をご紹介!

涼を求めて栃木県宇都宮市に在る【大谷資料館】を見学してきましたのでレビューしてみます

大谷資料館 概要
アクセス高速道路からの経路

東北自動車道 鹿沼I/Cから車で約20分(13km)
宇都宮I/Cから車で約12分(8km)
北関東自動車道 宇都宮/上三川I/Cから車で約40分(20km) 
壬生I/Cから車で約30分(18km)

【路線バスの経路】
 
JR宇都宮駅西口6番乗場から大谷・立岩行きに乗車し約30分
東武宇都宮駅からは、東武駅前バス停で大谷・立岩行きに乗車し約20分
資料館入口で下車して、徒歩約5分です
都道府県栃木県
〒 所在地〒321-0345 宇都宮市大谷町909 
営業時間4月~11月[9:00~17:00 最終入館16:30迄]
12月~3月[9:30~16:30 最終入館16:00迄] 
定休日4月~11月 無休
12月~3月 毎週火曜日(祝日の場合翌日休館) 年末・年始12月26日~1月1日

※臨時休館の場合もありますので電話でご確認ください
TEL028-652-1232
駐車場第1駐車場(40台) 
第2駐車場(大駐車場200台)
第3駐車場(40台)
第4駐車場(70台)
その他三脚・一脚や自撮り棒・ジンバルなど撮影用器具等を使用した撮影や、階段・踊り場・狭い通路などでの立ち止まっての撮影及びカメラを床や手摺りなどに固定しての撮影は、一般のお客様から迷惑行為のご指摘が多いため禁止とさせていただきます

モデル立ちしての撮影等や、人形や小道具などを使用した撮影と、コスプレや奇抜な衣装等を着ての撮影も有料となりますので、申請して許可が必要となります

個人差があると思いますが
坑内の順路に従いオブジェ等の見学に時間をかけなければ約30~40分程度で一周できる距離感です

日常とはかけ離れた神秘的な巨大な地下の異次元空間

地下の巨大空間(坑内)へと続く入口がある大谷資料館前です

こちらで入場料を支払い、大谷石採掘場跡へと続く階段を下りていきます
当日の宇都宮市の最高気温は35.9℃
うだるような猛暑の中、涼を求めて沢山のお客さんが訪れています

連日の猛暑を避ける目的もあり、休日でもある本日は大勢の来場客で地下空間は入れ代わり立ち代わりで後を絶ちません

坑内は当時の作業風景の面影を残しつつ、巨大な採掘跡空間を見学できます
洞窟や鍾乳洞等と比べてしまうと険しさや冒険心はありませんが、地上の世界とは全く違う別世界のような体験ができるのがポイントです
コースは順路となっていますので、初めて訪れる方も迷わず全ての地下空間を見る事ができます
※順路通り進むと、所々で「立ち入り禁止」の場所もありますので指示通りに従ってください

地下空間の気温は…?

地上から地下空間へ階段で降りていきます

地下空間(大谷石地下採掘場跡)の年平均温度は「7℃」です
例えると…冷蔵庫の室温と大差ないくらいです

猛暑の地上から坑内へと階段を下りていくと気温差に先ず驚かれると思います
筆者が訪れた日の坑内温度は約13℃でした
体感温度は個々で違いますが、上着を羽織る程ではなくTシャツ等半袖の薄着でも十分で「寒い…ではなく涼しい!」と感じる方が自分も含め多かった印象でした

唯…寒がりな体質な方や女性は念のために一枚、上着等をバッグに備えておくと万全かもしれません

様々なオブジェの展示

坑内には色とりどりにライトアップされた様々なオブジェが置かれています
それらは柵やロープ等で仕切られてた中にあり直接手で触れることは出来ませんが、見学するスペースも多くとられ、じっくりと見学することが可能です

華道家・假屋崎省吾さんの作品

こちらは華道家の假屋崎省吾さんが【華寿繚欄in大谷資料館】として昨年2019年12月7~12/15日まで行われた個展時の作品が現在も展示されていました

アートの世界観ですね
地下水面に反射して映し出される作品とライトアップで独特の雰囲気です
背景に見える外の光がやけに神々しく絶景でした

こちらは假屋崎省吾さんの作品ではないと思いますが、地下水に浮かぶ大谷石で作られライトアップされたオブジェが幻想的でした

 総集 

✅地下採掘場跡(坑内)は順路になっていますので、安心して見学が可能です
採掘場跡は巨大な空間となっており、天井から滴り落ちる水滴などを嫌う方もいらっしゃるかと思います
大量に滴り落ちる訳ではないですが、一瞬「ヒヤッ」としたりしますので帽子などを用意して被っていくのもよろしいかと思います

✅足元も滑りやすい場所があったり、結構階段の上り下りが多いです
できるだけスニーカー等履きやすく歩きやすい靴で行かれたほうが、疲労を軽減してくれると思います

✅服装に関しても、床が濡れている場所が多く思いがけない転倒や、元々は採掘場ですから歩行中ちょっとした擦れ等で汚れたりもする可能性があります
できるだけラフな服装で動きやすい物を選ばれたほうが賢明です
※上記しましたが、寒さが苦手な方は羽織れるような物を一枚準備していくと安心です

✅地下採掘場跡にはトイレはありませんので、入口の資料館前にトイレがありますので済ましてからの入場が良いでしょう

✅坑内は所々ライトアップされていますが、全体的には暗い場所を進むことになります
足元は最善の注意と、階段には手摺りがありますので出来るだけ利用したほうが良いです
※この時期なので、大勢の来客が触れる手摺りを触るのに抵抗がある方は手袋も準備されると良いかもです

✅地下の採掘場跡と言っても、所々で地上の光が差す場所があったり換気も怠っていませんので、自然の洞窟のような場所特有の湿気や臭いも特に感じません

2018年に日本遺産に認定され大谷石採掘の歴史に触れられる資料館です
メディア等で何度も取り上げられ、ロケ地やPVなど(他にも様々なイベントとしても)で幾度も使われている栃木県宇都宮市で人気の観光スポットとして定着した感があります
薄暗い採掘場跡を見学した後は資料館に併設されたお洒落なオープンカフェで一休みするのも良いかもです

地上に戻ると…さすがの猛暑でお店から移動する間にジェラード(カベルネソーヴィニヨン味)も溶け始めるのが早いです。暑さで火照った身体を癒してくれる黒ブドウの果汁を使用したジェラード、お世辞抜きに美味しかったです

大谷資料館の巨大地下採掘場跡は涼を求めて、お子さん連れやカップルで訪れるには最適な空間だとおすすめできます
是非一度は足を運んで、天然クーラーの効いた巨大な異空間を体感されてみては如何でしょうか!?